『ひとりになるとき』 は、作者ゼラ・プリンスによる詩集です。愛、喪失、人生、人々、そして私たちを取り巻く世界――私たちを結びつけ、引き離し、傷つけ、豊かにし、変えていくものについて綴っています。
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ネヴェナ (Nevena)

何と言えばいい、ネヴェナ?
僕は小さなことで君を好きになった、
恋においてはそれが大きなものになる:
首に強く回された君の抱きしめ方、
あとで頭が痛くなるほどの;
スキャナーのような君のまなざしで
僕を吸い込むように見つめていたこと;
君の子供っぽいふるまいと
あの「誰が来たの、ん?」という声;
仕事から早く帰ってきたとき、
僕は散歩に出ていて鍵を持っていて、
君は悲しそうな顔で待っていた、
そして僕が着いたときの君の一言:
「おい、犬みたいにずっと待ってたんだぞ」;
君が僕に腹を立てたこと;
朝5時に僕が撮影現場へ向かったのに、
君に電話しなかったことで
寒かったのに、
あの夜カレメグダンのベンチで、
僕の部屋に来ようとしなかったこと、
夜があまりにもロマンチックだったから……

君のおかげで、僕はバニャルカも好きになった、
そしてバニ山からの街を見下ろすあの眺めも、
そこからならどの通りも見分けられた、
通りも僕の足取りを覚えているみたいに。
今でも覚えていて語り継いでいる、
「Ples pod zvijezdama」のあと、
オビリチェヴォのホールの下の浜辺で、
君がハイヒールでもう歩けなくなって、
ミリツァ女帝通りとラザル皇帝通りの交差点から
スタリナ・ノヴァカ4番まで、
僕が君をおぶって運んだことを。

僕は伝統が好きなタイプじゃないのに、
僕たちの伝統みたいになったピクニックや、
カステルの城壁で飲む魔法瓶のコーヒー、
それからヴルバス川沿いの散歩も好きになった。

君は僕を物語に引き込んだ、
自分でも入る準備ができていなかった物語に、
自分の居心地のいい範囲の中で
僕に愛を差し出していた、
まだ大人になる覚悟がなくて、
過去と決別することもできなかったのに、
それでも僕が必要だと言っていた……

一番特別な愛の告白が残った、
僕にくれたどの女の子の言葉よりも特別な、
仲直りの朝、
初めてけんかした夜のあとに言った言葉:
「きみ、いびきかくし、私、きみのこと嫌い!」
古いアパートの浴室の鏡には
君の口紅が残っている、
そこから僕は引っ越していった。
バチャータを踊れるように
君が僕に教えるはずだったことも、叶わなかった。
叶わなかった願いも夢も残った。
そして僕たちの物語も、過去に残った。

ゼラ・プリンス

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